ブラックペッパー

ブラックペッパー

かつて世界史を動かした大物スパイス。元気を与え、身も心も芯から温める

熱帯地方に育つ多年生のつる性植物。
10m近くまで伸びることもあり、15cmほどの茎に20~30個の果実を実らせます。

ブラックペッパーとホワイトペッパーとありますが、実は同じ植物。
完熟前の段階の実を発酵させた上で乾燥させたのが、ブラックペッパーで、完熟した実を乾燥させたのが、ホワイトペッパーなのです。

コショウの歴史はとても古く、紀元前13世紀に作られた古代エジプトのファラオ、ラムセス2世のミイラをつくるために、防腐剤として、鼻孔にはブラックペッパーが詰められていました。

紀元前10世紀のインドの医学書「チャクラ・サンヒター」には、ブラックペッパーを泌尿器系疾患や肝臓病治療に使用していたと書かれています。

インドではスパイスとしては、もちろんのこと、薬草として4000年以上も昔から、ブラックペッパーを活用してきました。
アーユルヴェーダでも欠かせない材料の一つとなっています。

中世ヨーロッパでは、コショウは、金と同じ価値があり、地代や持参金、税金などとしても使われ、貨幣の代わりになるほど高価なものでした。

また、冷蔵庫がない時代に、肉類を長期保存できるスパイスとしても重宝されていました。

近年では、タバコを吸いたい気持ちを抑える働きにも注目が集まっています。
禁煙に取り組んでいる人は、ブラックペッパーの小瓶を片手にやってみると成功するかもしれませんね。

科名:コショウ科
産地:インド、シンガポール、スリランカ
抽出部位・方法:果実から水蒸気蒸留
香りの特徴:胡椒の香りは胡椒の香り、スパイシー

 

有用性

刺激とエネルギーを与え、強い心身をつくる

無気力、無感動になっている時、ブラックペッパーの刺激的な香りで、意欲がわき、活力を与えてくれます。
奥深く眠っていた感情を掘り起こしてくれるオイルです。
気力を充実させ、情熱を取り戻し、物事に冷淡になった心を温めてくれます。

【こんな症状にお勧め】
元気がない、活力がほしい

 

抗酸化作用があり、老化を遅らせ若々しさを保ちます。
体液の循環を良くする作用があるので、新陳代謝が高まり、血行を良くして冷えをやわらげてくれます。
また、消化機能促進作用がありますから、刺激的な香りを嗅ぐと食欲が湧いてきます。
同時に、胃腸の活性化をしてくれる働きもあります。
代謝機能がアップするので、ダイエットにもオススメです。

【こんな症状にお勧め】
抗菌、抗ウイルス、消毒、消化促進、腹部膨満感、デトックス、抗痙攣、抗炎症、強壮、刺激、血行促進、抗酸化、皮脂分泌調整

打ち身やしもやけ症状の回復に

血行促進作用によって、新陳代謝が良くなり、打ち身やしもやけの治りを促進します。
また、皮脂の分泌を抑える作用もあり、ニキビや脂性肌のケアにも役立ちます。

お勧めの使い方

洗面器にあったかいお湯をそそぎ、ブラックペッパーを1滴落とし、蒸気を吸う、また、ディフューザーで室内に拡散するなどすると呼吸が楽になります。
風邪の予防にもなりますので、このご時世手放せません。

また、脳の血流量をアップさせ、嚥下機能を改善します。
嚥下機能が弱ったご高齢者に活用したいところです。


体の一部分に塗布する場合は、薄めずに使用できます。
風邪インフルエンザ対策には首や両足裏に1滴塗ってください。
敏感肌の方は、ココナッツオイルで薄めてから塗布しましょう。

ブラックペッパーは、血行促進作用に優れています。
運動後の疲労原因である乳酸を流してくれる作用もあり、筋肉のコリを取り、関節痛リウマチスポーツ後の筋肉痛をやわらげてくれます。
ポイントを絞って塗布すると、局所的に温めてくれます。

胃の疲れ便秘冷えしもやけの場合は、ココナッツオイルにブラックペッパーを1~2滴垂らし、お腹全体にオイルを塗布しましょう。
仰向けになり、膝を立てるとトリートメントしやすいです。
大腸、おへそ周辺、みぞおち周辺をゆっくりと圧をかけながら押しましょう。
腹部に冷えや硬い部分がある場合は、圧をかけずに軽く軽擦や圧迫を繰り返して患部をやわらかくしていきましょう。
血液循環がよくなり、身体の内側から温めてくれます。


飲み物や食べ物に入れることができます。
水120ml、またはハチミツ15mlにオイル1滴を目安に希釈。
身体を温め、血行を良くする作用があります。

※米国食品医薬局(FDA)によって、摂取することが安全だと認められています。
※6歳未満の子どもには摂取させないでください。6歳以上の子どもに摂取させる必要がある場合は、さらに薄めて慎重に使いましょう。


刺激が強いので沐浴はしません。
あったかいお湯を入れた洗面器に1滴オイルを垂らし、足浴または手浴をします。
末端の血流を増やし、冷えた部分を温めてくれます。


刺激が強いのでフェイシャルには不向きです。
冷え性の手足には、ココナッツオイル15mlにオレンジオイルなどと合わせて3、4滴ブレンドして、患部に塗布してマッサージします。


料理の時に、黒コショウの代わりに使います。
抗菌作用が高く、食品の保存や料理の風味付けなどに利用できます。

肉料理や下味付けの時、スープ、ドレッシング、ソース、タレに1滴入れて使います。
とんかつを作る時に卵に1滴ブラックペッパーを垂らすと美味しく仕上がります。

無農薬で化学肥料を一切使用しない100%純粋なドテラ社のブラックペッパーは、本物だけが持つ得も言われぬ風味が漂い、それがまた格別なのです。

入れすぎにくれぐれもご注意を!
つまようじの先が濡れる程度の量でも風味を感じ美味しく召し上がれます。


適応症状

風邪、せき、のどの痛み、冷え性、インフルエンザ、気管支炎、副鼻腔炎、鼻づまり、
口内炎、食欲不振、消化不良、胸やけ、
吐き気、めまい、
筋肉痛、肩・首のこり、リウマチ、打ち身、捻挫、
無感動、無関心、フラストレーション、ストレス

 

Column


中学生の時に習った世界史で、ヨーロッパ諸国が胡椒を求めて大船団でアジアに向かったのが、大航海時代の幕開けと聞いて不思議に思いませんでしたか?

「なんでそんなに胡椒がほしいんだよ!?」

「何か胡椒の他に目的があるのかね?」

疑問を持って調べてみても、胡椒に薬草や調味料としての使用法以外の目的はないようです。

大変なお金をかけて、しかも未熟な航海技術で命を懸けてまでヨーロッパ人は胡椒がほしいのか?

なんでも胡椒はインドやインドネシアなどのアジア諸国でしか採れないため、大変な高値が付いていて、金と同等の価値があったとか!(無茶、高いじゃん!!)

現地での調達価格が、ヨーロッパに戻ると360倍の価値になったといいますから、躍起になって採りにいくのも何となく頷けます。

胡椒貿易の利権をめぐって、オランダ・ポルトガル・スペインの3国間で紛争が幾度も起こっていました。(調味料くらいで喧嘩するなよ!)

肉料理に胡椒は欠かせませんから、肉食人種のヨーロッパ人は胡椒が喉から手が出るくらい欲しかったのでしょう。

「これをかけないと美味しくないんだよ」

とみんな舌鼓を打っていたのかもしれませんね。

大航海時代は、日本で言うと安土桃山時代~江戸時代初期に相当します。
当時の日本人は肉を食べる習慣がありませんでしたから、なんでそうまでして胡椒がほしいのか理解に苦しみます。

「別に胡椒なんてなきゃないでいいんじゃない?」

というのが、日本人の素直な実感でしょうか。

それでも、現代の日本人の食卓には肉料理が欠かせませんから、当時のヨーロッパ人の心境に近いのかもしれません。

かつて金と同額だった程の高価な胡椒が、ドテラ社の5mlボトルで4,800円(会員価格3,200円)で購入できますから、当時のヨーロッパの人々にとってはまさに現代は夢の時代と言えましょう。

 


dōTERRA®価格
ボトルのサイズ  5ml
価格 4,800円(小売価格)


注意事項・禁忌事項
肌への刺激がやや強いので、炎症を起こすことがあります。敏感肌の方は必ず薄めてご使用ください。妊娠中は使用を避けてください。

効果効能は個人的な体験談によるもので個人差があります。自己責任でご使用ください。

 

 

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