2021年の7月にAromaSalon天香久山のHPを公開しました。
気功療法を長く続けて来た私が一体なぜアロマを始めたのか、疑問に思った方もいることでしょう。
今回はそれについて説明します。
元々、私はあらゆる療法の中で気功療法こそが一番優れていると考えていました。
その思いは今でも変わりません。
手技一つで、身体の痛みから様々な内臓疾患を癒すことができます。
それだけではなく、メンタル・ココロの病も癒すことができます。
身体の痛みを緩和する整体師さんは数多くいますが、メンタルの病気までアプローチできる人は本当に少ないものです。
更に、遠隔療法といって、目の前にいない人の施術まですることができます。
お陰様で今では世界各地から遠隔療法の依頼が舞い込むようになりました。
それだけに気功療法には絶対の信頼を持っているのですが、そんな気功治療家がアロマを始めたのは訳があります。
そのきっかけは、梵soyogiのアロマセラピストのあしみなみき先生が私にアロマを勧めてくれたことに始まります。
アロマセラピストのあしみなみき先生は、私の気功のクライアントさんでもありました。
正直最初は「アロマか・・・」というくらいの印象で、さほどそれを評価していた訳ではありませんでした。
ディフューザーで空気中に拡散させて、良い香りを楽しむくらいのもの・・・というのが当初の印象でした。
それでも、あしみな先生が分けてくれたアロマの小瓶を使っている内に「あれっ」と効果を実感することがあったのです。
特に私の場合、喉や呼吸器から風邪を引くことがあり、それをケアしていないでこじらせたことがこれまで何度もありました。
喉をやられると声が全然出なくなります。
サラリーマン時代は喉をやられて、営業なのに一言も喋ることができなかったことがあり、そんな時でも営業をしていたので、「しゃべらない営業」と上司から私のことを揶揄(やゆ)されたことがあったくらいです。
喉や呼吸器に異常を感じた時、ヘリクリサムやフランキンセンス、またはユーカリプタスのアロマオイルをディフューザーで拡散させて吸っていると、あたかも吸入器で薬を吸っているかのように、喉や呼吸器の症状がたちまちに良くなることを実感しました。
「すげえや、これは!」
と思いました。
また、胃の疲れや身体に蓄積された疲労から口内炎になることも度々ありました。
口内炎はとても不快な症状です。
食べる度に口腔内に痛みが走り、満足に物を食べることもままなりません。
そんな口内炎ができた時も、ティーツリーを口に2~3滴入れると、しばらくすると症状を忘れるくらいになりました。
また、滅多にありませんが、良くないものを食べたためか、お腹を下すことがあります。
そんな時は、お腹に激痛が走り、「もう死ぬんじゃないか・・・」とすぐに弱気になります。
以前なら、ビオフェルミン止瀉薬を飲んだりしていましたが、ゼンジェストというアロマオイルを2滴位飲むと、
「ありゃ、あの痛みはなんだったんだろう??」
というくらい劇的によくなります。
ここにご紹介したのは本当に極々一例で、このような体験をいくつかする中で、
「アロマオイルは薬なんだ」
と考えを改めました。
アロマオイルにも等級があり、私が使用しているアロマオイルは正しくはエッセンシャルオイルと言われ、メディカルアロマとして医療用にも使用される高品質なものです。
西洋薬は主に鉱物から成りますが、昔から薬と言えば植物由来のものが主でした。
漢方薬の多くも植物性です。
その意味でアロマオイルはまさに薬と同じで、それを使用することで様々な身体の不調が良くなりますので、実に手軽です。
「これを利用しない手はないな」
と思いを改めるようになったのでした。
私は気功治療家として頑迷なところがあり、「気功療法が最も優れているのだから他の療法を使うのは邪道だ」と気功療法に固執していました。
他の療法をいろいろこなしている治療家を見ては、「腕が悪いんだろ」と見下していたくらいです。(やな奴w)
私が敬愛する気功治療家・ヒーラーの中で、ベティ・シャインさんというヒーラーがいました。
ベティ・シャインさんはイギリスの有名なヒーラーですが、陰謀家?として世界的に有名なデービッド・アイクを見出した人物です。
デービッド・アイクと言えば、人類は爬虫類人という異星人に見えないように支配されているということを暴露した方です。
私は古くからデービッド・アイクの著書を愛読し、それから学ぶことが多くありました。
デービッド・アイクを日本に紹介したのは太田龍先生で、それから故・船井幸雄氏もデービッド・アイクを推すようになり、その共著を私は今でも持っています。
太田龍先生は鬼籍に入ってしまいましたが、実に博覧強記で、陰謀論を軽薄に振り回す輩とは一線を画していました。
さて、ベティ・シャインさんですが、ヒーラーとしても卓越した技量を持っているだけではなく、更に透視能力も優れていて、まさに鬼に金棒のような施術家でした。
ベティ・シャインさんの著書「スピリチュアル・ヒーリング」は名著で、彼女の卓越した治療能力の一端が伺えます。
そんな彼女でも、ハーブ療法や栄養療法も併用しており、「なぜ、ベティ・シャインさんのように優れたヒーラーが他の療法に手を出さなければならないのか?」と長く疑問に思っていました。
その答えは長くわかりませんでしたが、私がアロマを使用する様になって分かったことは、
気功とアロマではアプローチできる周波数帯が違う
ということでした。
気功治療には気功治療の良さがあり、アロマにはアロマの良さがあるということです。
「どちらが優れているか優劣をつけるのではなく、役に立つものは柔軟に取り入れれば良いのだ」と思い至るようになったのでした。
それから、少しずつですが1本1本のアロマオイルの特性を学び、それを活用する方法を模索する日々が続いています。
気功療法との親和性も高く、アロマトリートメントをやりながら気功療法を加味することも可能だとわかり、工夫をして「気香アロマ」という技術を考案しました。
また、一方「お気楽アロマ勉強会」というアロマを楽しく学ぶ会を月1で開催し、アロマの素晴らしさをシェアするようになりました。
今では自身の生活の中でアロマがないのは考えられません。
治療、セルフケア、料理、家事、掃除などのあらゆる場面でアロマオイルが活躍してくれています。
アロマによって私の人生が一変した
と言っても過言ではありません。
アロマは誰でも楽しく親しんで学ぶことができます。
アロマと言うと女性的な印象を持たれますが、男性にももちろんオススメです。
男性諸君も是非アロマを見直し使ってみてください。
アロマを使う男子は「アロマ男子」と呼ばれ、女性からは一目置かれモテるのだそうです。(私にはその恩恵はまだありませんが💦)
アロマはどう取り組んでよいものか、何から始めたら良いのか、よくわからないという方はAromaSalon天香久山の各種トリートメントを受けてみていただきたいと思います。
また、「お気楽アロマ勉強会」は、サットサンガ(真理の集い)と違って堅苦しくない雰囲気で皆さんが明るく楽しめる会ですので、ご興味がある方はお気軽にご参加いただければと思います。
参加希望の場合は、下記よりご一報ください。
私の人生がアロマによって大きくシフトしたように、この天香久山をきっかけにして皆さまにも大きな意識改革が起こってほしい、アロマを活用しより幸せな人生を送ってほしいと願っています。